9.詩編第27編

主はわたしの光、わたしの救いだ、わたしはだれを恐れよう。
  主はわたしの命のとりでだ。わたしはだれをおじ恐れよう。
わたしのあだ、わたしの敵である悪を行う者どもが、襲ってきて、
  わたしをそしり、わたしを攻めるとき、彼らはづまずき倒れるであろう。
たとい軍勢が陣営を張って、わたしを攻めても、わたしの心は恐れない。
  たといいくさが起こって、わたしを攻めても、なおわたしはみずから頼むところがある。
わたしは一つの事を主に願った、わたしはそれを求める。
  わたしの生きるかぎり、主の家に住んで、主のうるわしきを見
その宮で尋ねきわめることを。
 それは主が悩みの日に、その狩屋(カリヤ)のうちにわたしを潜(ヒソ)ませ、
その幕屋の奥にわたしを隠し、
  岩の上にわたしを高く置かれるからである。
今わたしのこうべはわたしをめぐる敵の上に高くあげられる。
  それゆえ、わたしは主の幕屋で喜びの声をあげて、いけにえをささげ、歌って、主をほめたたえるであろう。
主よ、わたしが声をあげて呼ばわるとき、聞いて、
  わたしをあわれみ、わたしに答えて下さい。
み顔をわたしに隠さないでください。
  怒ってあなたのしもべを退けないでください。
あなたはわたしの助けです。
  わが救いの神よ、わたしを追い出し、わたしを捨てないで下さい。
主よ、あなたの道をわたしに教え、
  わたしのあだのゆえに、わたしを平(タイ)らかな道に導いてください。
主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。
  主を待ち望め。