交読文 27.詩118編

主に感謝せよ、主は恵みふかく、
   その憐み、とこしえに絶ゆることなし。
イスラエルはいざ言うべし、
   その憐みはとこしえにたゆることなしと。
アロンの家はいざいうべし、
   その憐みはとこしえにたゆることなしと。
主をおそるる者はいざいうべし、
   その憐みはとこしえにたゆることなしと。
われ悩みのなかより主を呼べば、
   主こたえて我を広き所におきたまえり。
主わがかたにいませば、我におそれなし、
   人われに何をなしえんや。
わがために義の門をひらけ、
   われそのうちに入りて主に感謝せん。
こは主の門なり、
   ただしき者はそのうちにいるべし。
われ汝に感謝せん、
   なんじ我にこたえて、わが救いとなりたまえばなり。
家造り(イエツクリ)らの棄てたる石は、隅のおや石となれり、
   これ主のなしたまえることにして、我らの目にあやしとするところなり。
これ主の設(モウ)けたまえる日なり、
   我らはこの日によろこびたのしまん。
主よ、ねがわくは我らを今すくいたまえ、
   主よ、ねがわくは我らを今さかえしめたまえ。
主の御名によりてきたる者は幸いなり、
   我ら主の家より汝らを祝(シュク)せり。
主は神なり、我らに光をあたえたまえり、
   縄をもて、祭壇(サイダン)の角(ツノ)にいけにえをつなげ。
汝はわが神なり、われ汝に感謝せん、
   汝はわが神なり、われ汝をあがめまつらん。
主に感謝せよ、主は恵みふかく、
   その憐み、とこしえに絶ゆることなし。