3.詩8篇

主、われらの主よ、汝の御名は地にあまねくして尊きかな、
   その栄光yを天におきたまえり。
汝はおさなご、ちのみごの口により、力の基をおきて適に備えたまえり、
   こは仇人と恨みをむくゆる者とを、押ししずめんがためなり。
われ汝の指のわざなる天を見、
   汝のもうけたまえる月と星とを見るに、
世の人はいかなるものなれば、これを御心にとめたもうや、
   人の子はいかなるものなれば、これをかえりみたもうや。
ただすこしく人を神よりも低く造りて、
   栄えと尊きとをこうぶらせ、
またこれに御手のわざを治めしめ、
   よろずのものをその足の下におきたまえり。
すべての羊、牛、また野のけもの、空の鳥、海の魚、
   もろもろの海路(ウミジ)をかようものをまで、皆しかなせり。
主、われらの主よ、
   汝の御名は地にあまねくして尊きかな。