交読文 6 詩23編
主はわが牧者なり、
われ乏しきことあらじ。
主はわれをみどりの野にふさせ、
いこいの汀(ミギワ)にともないたもう。
主はわが魂を活かし、
御名のゆえをもて、我を正しき道にみちびきたもう。
たといわれ死のかげの谷をあゆむとも、
わざわいをおそれじ。
なんじ我と共にいませばなり、
なんじの笞(シモト)、なんじの杖、われをなぐさむ。
汝、わが仇(アダ)のまえに
わがために宴をもうけ、
わが頭(コウベ)に油をそそぎたもう、
わが酒杯(サカズキ)はあふるるなり、
わが世にあらんかぎりは、かならず恵みと憐みと我にそいきたらん、
われはとこしえに主の宮に住まん。