エレミヤ書 1章1〜8節

01:01アモツの子イザヤが、ユダとエルサレムについて見た幻。これはユダの王、ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの治世のことである。
01:02天よ聞け、地よ耳を傾けよ、主が語られる。わたしは子らを育てて大きくした。しかし、彼らはわたしに背いた。
01:03牛は飼い主を知り
ろばは主人の飼い葉桶を知っている。しかし、イスラエルは知らず
わたしの民は見分けない。
01:04災いだ、罪を犯す国、咎の重い民
悪を行う者の子孫、堕落した子らは。彼らは主を捨て
イスラエルの聖なる方を侮り、背を向けた。
01:05何故、お前たちは背きを重ね
なおも打たれようとするのか
頭は病み、心臓は衰えているのに。
01:06頭から足の裏まで、満足なところはない。打ち傷、鞭のあと、生傷は
ぬぐわれず、包まれず
油で和らげてもらえない。
01:07お前たちの地は荒廃し、町々は焼き払われ
田畑の実りは、お前たちの目の前で
異国の民が食い尽くし
異国の民に覆されて、荒廃している。
01:08そして、娘シオンが残った
包囲された町として。ぶどう畑の仮小屋のように
きゅうり畑の見張り小屋のように。